経済2026年10月14日 発表
Rising costs put pressure on bean sprout producers
もやし生産者が減少 原料・光熱費の上昇と価格転嫁の難しさ、飲食店にも影響
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安価な食材のもやしを支える生産者が、この17年ほどで約3分の1に減少。関東では業者の事業停止も起きた。原料・光熱費が上がる一方、差別化しづらく価格競争になりやすいことが価格転嫁を難しくしている。東京のラーメン店では仕入れ価格が2キロ袋当たり約70円上昇し、供給維持が課題となっている。
安価な食材として食卓を支えてきたもやしの生産現場で、経営の厳しさが増している。全国の生産者数はこの17年ほどで約3分の1に減少。関東では、生産・販売業者の事業停止も起きた。
背景には、原料や光熱費などのコスト上昇がある。生産業者は、商品を他社と差別化しづらく、価格競争になりやすいため、増えた費用を販売価格に反映させるのが難しいと説明している。
影響は飲食店の仕入れにも表れている。東京・神田水道橋の二郎系ラーメン店「豚ノヴァ零」は、1日に約20キロのもやしを使用。同店によると、2キロ袋の仕入れ価格は以前の約300円から約70円上昇した。
同店は、もやしを営業に欠かせない食材と位置付けている。安さが魅力となってきた野菜の供給を、生産費の上昇と価格を上げづらい市場の中でどう維持するか。その課題が、生産者と飲食店の双方に表れている。
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